わからない
なにも
秋の夕暮れ沙迷うごとく
ぜんぶ
水の溢れるコップみたいに
すべて
きみの読んでる占いもそう
いつも
紫陽花が首を傾げては揺れる
あなたが偶然性を放棄して
生命力を軽視して
あたしは感情的に頬を撫ぜる
人間性を教えて
地球を巡る水のこと
身体を回る血液も
どうして知れると言うだろう
愛していると言えるだろう
タートルネックにネックレス忍ばせる
アマゾナイトの淡い青
紫陽花と同じ青
蛹が完全体へ変化して
当然として羽ばたくように
突然ぜんぶ認知して
血流に耳を澄ませれば
あなたの傘へ、
雨となって行くよ