東の風去りて現
未だ雪は消え敢へず山笑う
叶はずは今生の愛 この地宿り
輪廻の花咲かせ 春うららへ誘う
心音の隙間に流れ込む鬱
諸行無常響かず楓は鳴く
錆付いた錠は音も無く崩れ逝き
そして目の前から消えた
その戸開いて
誰を誘う
愛ゆえの血
犯行生命
静寂に隠れた僕を誰が知る?
生者の愚行
孤独、後に餓えた
孤独、後に消えた
生者、終の事
孤独の地で
見上げれば蕾落ちて
春惜しみ月
虚しく空廻るように
東の風去りても夢
神楽歌い舞う貴女想い
叶はずの愛 盲目な姿を見て
カラカラ笑う影法師
この六道廻る廻る
カルマを写し鏡合わせて
苦しみから隠れても僕を追いかけ夜々は沈む
爪を立ててその喉元に
言霊吐く魂は消え
大罪を犯した僕の愛は死ぬ
孤独の地で見上げれば蕾落ちて
来世こそと
思い馳せて
視界には闇、闇は生まれ
掌に零れ落ちた涙散り
花びらは舞い
君愛しむ月の下で眠むる