作词 : えぬたす
作曲 : えぬたす
刹那色を失っていく
儚さを映す世界
街のざわめきは
誰かの夢の残響
鈍色の空を裂き
鳥が飛び去ってく
その軌跡を見つめ
私はただ彷徨う
駆け抜けたあの情景 胸を焦がし続ける
追いかけても触れられない 明滅するリズム
言葉よりもっと深く 心が叫んでる
「ここにいる」と誰にも 届かないまま
身体は重さを失い
空白だけが寄り添った
消えてゆく景色の中で私は
輪郭をなくしていく
存在に形があるなら滲む波のよう
確かさ揺らぐたび深みを帯びていく
永遠なごどこにも見つからなくても
それでも私は手を伸ばす
ほどけた摇らぎが私を満たして
音なき言葉が空へ昇っていく
沈黙の世界で美しさ知れたら
またこの孤独も愛せるだろう
夕暮れの静けさに
そっと身を委ねた
答えのない問いかけさえ
美しく見えた
名前のない感情が
胸の奥に灯り
やわらかく脈を打ち
私を動かし始めた
存在に意味があるのなら
今ここにいること
痛みを知るたび確かさを感じる
指先触れて熱を感じられたら
もう一度歩みを重ねてく
湿った夜風も街灯りさえも
すべてが私を包み込んでいく
ただこの一瞬を抱きとめられたら
私は私になれるだろう