さむいさむいこおりのなか-urema
記憶さえも確かな
記録さえも消えて
こわくなって 手を伸ばして
音さえも消えて
だんだん見えなくなってしまうの
暖かい火に焼かれることもなく消えて
おかしいな
誰もいない
いつかみた夢のように
だんだん軽くなって
夢から醒めたときみたいに
ああ、終わってしまうよ
水のない水辺に立って
ああ、だんだん暗くなってしまった
花片のない向日葵だって
安っぽい悲劇のエンドロールで
どうしてぼくは
明日を埋めてゆく蜜のない目
いつか終わる夢感じない手を
水に浸してここはどこだっけ?