夕立ちを避けて 軒下へ
手をとって走る 石畳
水芭蕉眺め 晴れを待つ
いつかしらネコも 眺めていた
坂を駆け上がる子供達
濡れながらはしゃぎ 広場へと
夕立ちも上がり 川べりへ
ヒグラシが肩に 止まってきた
夏草匂う この場所は
ひっそりとしてて 言葉をなくす
花火を見ている横顔に 終わりを感じた
八月をめぐるウタは
ずっと続いてく 夢になりそうで
夕立ちのように止めばいいと
願いつつ覚めるのもまた怖く
乾いた午後に 水をまく
風鈴の音も 心地良く
季節の涯てに ある日々を
ずっとじっと待った 廃校の校庭
ふと立つ陽炎 その先で
キミが手を振ってた
きっと続いてく夢になっていて
夏なんて 二度と来なければと
願いつつ夏をを想ってるんだろ
そっと続いてく日々の傍にいて
夏を待つ ボクに意地の悪い
風をただ吹かせ続けるんだろう