むかし、あるところ
なつかしいおはなし
おしまいのあとを
だれもしりはしない
巡り巡り星が繰り返し
定められたかたち描く空
流れ零れ堕ちる迷い子は
見上げ焦がれ捧ぐ罪人の歌
はじまりのまえに
決められた言の葉
紡ぐ糸車
それが僕らだった
お願いお願いどうか泣かないで
君以外の誰かになれずに
祈り願い望むことさえも許されない
それは咎人の夢
砕けた硝子色の楽園
拾う指に傷を残す
昔々、遠い遠い場所
君は君で僕は僕だった
破り捨てた頁の何処に
あったはずのおしまい探して