埃被った世界の端
慣れた景色 澄み切った空気
すべて忘れて 巻き込まれてく
社会のパラダイム
可も不可もない日々にきっと
少しずつ殺されていく
疲れ果てたの 一抜けた劇場
そして掃いて捨てるような毎日を
走る 走る 息が切れてく
生まれ落ちた日から
少しずつ光を失ってく
ふいに訪れた毎日の
寂しささえ 枯れた息押し殺して
息苦しさに喘いでいる
作り笑いに満ちた往来
みんなどこか寂しいんじゃない
満ち足りるほど 堕落していく
奇妙なヘドニズム
轢殺された声はきっと
子供の頃の夢のように
消えてゆくだろう 不可逆の熱情
されど目も眩むような毎日を
想い 願い 恋焦がれてく
生まれ落ちた日から
泣き声が堪えない僕らを
救い出せるのは自分だけだ
祈りじゃない
曖昧な言葉たちを
打ち砕いてくれ あなたの手で
誰もがずっと願っていたんだ
昏い話の底に眠った
ほんの少しの愛のような
この身変わり果てても
変わらない光を
掃いて捨てるような毎日を
走る 走る 走り抜けてく
狂い堕ちた街で
踊り朽ち果ててゆくだけでも
どうしても見捨てられないもの
胸に宿り
晦冥さえ引き裂いて
盲いた眼に色を灯す
掃いて捨てるような毎日は
あなたの手で色づけてゆけ
生まれ落ちた意味を
必要としないほど強く歌え
ふいに訪れた毎日の
寂しささえ 手をとって分け合えれば
少しだけまた前を向ける
もう一度だけ息ができる
