
鳳仙花咲いて逃げ出した
八月の風はあなたを隠してしまった
いつかの語り合ったバス停の記憶も曖昧で
きっと今日もこの場所に咲いた花の様な私は
誰にも見つけられないまま
でもそれで良いんだって強がった
色付いた景色のパレット
雲間覗く様な太陽と
風鈴の音が夏を透過した
空泳ぐ機械の線を
なぞる様な指は綺麗だった
見惚れていたなんて
言えないままでいた
臆病で天邪鬼な私の事
気遣って手を差し出してくれた
でも「触れないで」なんて
言っちゃってさ
素直になれないまま
鳳仙花咲いて逃げ出した
八月の風はあなたを隠してしまった
いつかの語り合ったバス停の記憶も曖昧で
きっと今日もこの場所に咲いた花の様な私は
誰にも見つけられないまま
でもそれで良いんだって強がった