
そこにスキマが、スキマが在る!
冬の産声に強い風が鳴くように
季節にもスキマが在るのよ
春、目覚めれば夢が終わるように
現実にもスキマが在るのよ
沈黙も断絶も距離も
とっぱらったらなんもかんもが万事如意っていう魂胆?
融け合ってまるっと「ひとつ」になってしまうなら
そんなもの美しく強(したた)かに生きているとは言えないじゃない
KA・N・ZI・TA・LA
そこにスキマがスキマがスキマが確かに在る
FU・RE・TA・NA・LA
そこにハザマがハザマがハザマが必ず在る
私に触れられるように
肉体という名の境界が在るのよ
あなたがずっとあなたでいられるように
心という結界が在るのよ
欲望も誘惑も闇も
誤魔化して消し去ったら悟っちゃうっていう算段?
融け合った宇宙の海に還(かえ)るなんて
そんなことごめんだわ
バラバラでなくちゃ「ひとつ」になれないもの
KA・N・ZI・TA・LA
そこにスキマがスキマがスキマが確かに在る
FU・RE・TA・NA・LA
そこにハザマがハザマがハザマが必ず在る
Tat Tvam Asi
あなたと私 空と宇宙を隔てるボーダーライン
夢と現(うつつ) 神と人に置かれたスキマ
「ひとつ」になんてなりたくないわ
境界が在るから輝くのよ
生まれ、死ぬ 愛し、滅びる。
無限の縁(ゆかり)の中で
Anti OnenessスキマのDogma