桐の花
咲き始めの
匂いたつのは
あの物語
若すぎて
読み飛ばしてた
行間を今は
感じてる
その心強さだけで飛び立てそう
あなたを離れることさえも
魔法のようなたやすさで
五月の風が吹き抜けた
時には旅に
でなくちゃね
知らない景色
身を任せ
曳舟の日が
ともるころ
小高い丘に
のぼろうよ
自由な心で飛び立てよ
一人ぼっちの道でさえ
魔法のような瞬間に
吹く海風がささやいた
匂い立つのは